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・現在の住宅事情について
今でこそ、バリアフリー住宅が当たり前の様に建てられる様になって来ましたが、今から20年以上前に建てられた、日本の住宅建築にある問題が浮き上がって来ました。
それは、超高齢化社会に突入し、「高齢者や障害者に不親切な建物だった」と言う事です。
日本は四季の気温差が激しく、雨・風・雪・霧などの気象条件があり、台風などの天災にもみまわれる為、多湿であり、床が高く、調湿性・断熱性・防火性にも優れた土塗り壁・瓦屋根が使われて来ました。
床が高い為、玄関などの出入り口には高い段差が有り、室内も日本間(和室)に畳を敷く習慣がある為敷居で段差を造ってしまいました。各部屋の出入り口にも敷居に段差が有り、開口(幅・高さ)が狭く廊下は幅が3尺(910mm)が多く、間取り上、開きドアが多い事も特徴です。和室・居間などは広いのですが、トイレ・洗面
脱衣室・浴室・台所などは狭く収納が少ないのも特徴です。
また、居室以外のトイレ・洗面
脱衣室・浴室は寒く、寝室から距離がある事も多いです。
階段は狭く幅が3尺(910mm)が多く、勾配も急で登り下りがしづらい事が多いです。壁は、土塗り壁が多い為、真壁(柱が見えて壁が塗り仕上げのもの)が多い事もあげられます。
外廻りは、門から玄関までが非常に近く、分譲地などの宅地事情から敷地も狭く、道路や駐車場との高低差が高く、階段が設けてあるお宅が多いです。
高齢者や障害者の方にとって、段差は最も危険な箇所です。しかし、残念ながら日本の住宅は段差から成り立っていると言ってもよいほどです。
<加齢による身体機能の変化と影響>
加齢することにより、身体・感覚・生理の各機能の変化は誰にでもおこります。身体におきる様々な変化にはバリアとなってしまいます。では、どの様なことが起こってくるのでしょう。
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